里の秋(桜田淳子さん)
桜田淳子さんが一番好きな童謡だそうです。
秋になって思い出すのが、小さい頃に歌った唱歌だそうです。
その中でもこの「里の秋」が一番好きだそうです。
小学校の音楽教科書にも長年採用された歌ですので、誰でもが知っている唄です。
1番ではふるさとの秋を母親と共に過ごす様子
2番では夜空の下で遠くにいる父親を思う様子
3番では父親の無事の帰りを願う母子の思いを伝えています。
4番では、「父さんの活躍を祈ってます。将来ボクも国を護ります」
との内容になっています。
さすがにこれでは軍国主義に戻ってしまうということで、一部歌詞を変更(4番は削除)したままで、今に引き継がれています。
元々第2次世界大戦敗戦時に外地に赴いていた兵士(父親)たちは、それぞれが引揚者となって引き揚げてきたのですが、敗戦国でしたので外務省ですら日本人が「シベリアに抑留されている」という事実を知り得ませんでした。
NHKのラジオ番組「復員だより」にて、この「里の秋」がテーマソングとして採用され、父親との連絡をこの番組に託しましたが、約25000人近くの人が、このラジオ番組のおかげで家族と再会できたと言われています。
非常にもの悲しい唄だったんですね。
でも唄の経緯を聞いてしまうと、余計にもの悲しくなってきます。
川田正子さんが歌って、昭和23年に日本コロムビア株式会社(現、コロムビアミュージックエンタテインメント)からレコード発売されました。
平成19年には「日本の歌百選」に選ばれています。
