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お引越し

桜田淳子さんの事実上の最後の出演映画となった作品です。
1993年の3月に公開された「お引越し」です。

監督は相米慎二さん(2001年に肺癌のため逝去)。

薬師丸ひろ子さんを主役とした1981年の『セーラー服と機関銃』では、執拗なほどの長回しが受けて映画マニアから絶大なる支持を受けた。

この「お引越し」において相米慎二監督は、それまでの長回しへの固執を捨て新境地を開いた作品だと言われています。

キャッチフレーズは

観たあとで、
「ありがとう」とつぶやきたくなる
日本映画、
できました

そのキャッチフレーズに嘘はなく、素晴らしい作品として仕上がっています。
原作は、ひこ・田中氏。

主役を務めた田畑智子さんが、主人公の漆場レン子役。
そのお母さんが、桜田淳子さん(漆場ナズナ役)。
そのお父さんが、中井貴一さん(漆場ケンイチ役)。

実質的には、この3人だけの、そして夏休みだけの物語。

夏休みに入ったある日、主人公の漆場レン子は、両親が離婚の準備に入っていることを知る。
お父さん(中井貴一さん)が別居のため、マンションを借りる。
お母さん(桜田淳子さん)は、お父さん(中井貴一さん)の引越の手伝いに行った漆場レン子役の田畑智子さんを叱る。

漆場レン子役の田畑智子さんには、まだ離婚の意味がよくわからない。

最初は家が2つ出来たと思って喜ぶが、お父さん(中井貴一さん)に逢う時にもお母さん(桜田淳子さん)の許可がいるなど、段々と他ならぬ出来事であることに気づいていく。
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続けて
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こちらも名シーンですね。
お母さん(桜田淳子さん)との絡みのシーンでは、トイレに閉じこもる漆場レン子(田畑智子さん)に対して、桜田淳子さんが思いっきり、拳でトイレの壁を殴るシーンが印象的。
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こちらは続きとなります。
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お父さん(中井貴一さん)との絡みのシーンでは、京都の鴨川を二人で話しながら延々と歩き続けるシーンが印象的。

そしてたまに口ずさむ当時流行していた染之助・染太郎の「おめでとうございます」との言葉が最後の場面に生きてくる。

漆場レン子(田畑智子さん)は、とうとう最後の賭けに出る。
去年3人で夏休みに出かけていた琵琶湖旅行を、嘘を付いて無理矢理決行する。

そして大津市・瀬田川で行われている夏祭りにクライマックスを迎える。
花火が打ち上がる中、レン子の声だけが夜空にこだまする。

そして幻想的な祭り船を囲んでの、今度は琵琶湖湖畔の中で水につかるお父さん(中井貴一さん)・お母さん(桜田淳子さん)・漆場レン子(田畑智子さん)。

そして家族の絆は・・・・・・

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